スマホを選ぶ基準とは?自分に合ったスマホの選び方を知っていますか?

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年も明けて2017年となりました。

日本でiPhoneが発売されたのが2008年、Androidがたしか翌年の2009年あたりだったので、世にスマホが出回ってから10年近く経過したことになります。

はじめの頃は四苦八苦していたスマホユーザーも、今や「スマホが無いと生きられない」なんて思っている方が多いのではないでしょうか?

さて、そんなスマートフォンですが、皆さんは今使っているスマホをどういう理由で選びましたか?

「安かったから」

「機能がたくさん付いているから」

「前と同じメーカーの最新モデルだから」

ほとんどの方はこんな感じの理由だと思います。

今では多くの種類があり、機種変更の時に新しい1台を決めるのにも、ひと苦労するスマホ選び。
ここらで自分のスマホを選ぶ時の「基準」を明確にしておいたほうが良いのかもしれませんね。

そこで今回は、筆者が考えるスマホ購入時の条件別選定ポイントをまとめていきたいと思います。

ちなみにこの記事は「【保存版】スマホ購入時の比較・選定ポイント総まとめ」の続き&補足版です。
前の記事を読んでいなくても理解できますが、よろしければ一緒にご覧ください。

スマホの選び方 条件別選定ポイント

ここでは「利用機能」「利用環境」「利用者」という3つの項目にわけて、それぞれの選定ポイントをまとめていこうと思います。

複数該当するものもあると思いますので、自分の中でどれを優先するのか考えながら機種選びをしていきましょう。

利用機能別選定ポイント

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スマートフォンには色々な機能がありますので、どれかひとつだけしか使わないという人はほとんどいらっしゃらないと思います。

しかし、利用頻度に偏りがあり、特定の機能をよく使うという人は多いのではないでしょうか?

そこでまずは「よく使う機能」から機種を選定するポイントをまとめていきたいと思います。

電話が多い人

ビジネスマンや学生さんなど、電話を多く使う人が気にするべきポイントは「通話品質」ですが、これを購入前に調べることは非常に難しいと言えます。

「通話品質」って電波の問題じゃないの?同じキャリアならどの機種も同じでしょ?と感じる人もいらっしゃると思いますが、実際には機種依存もあり得る話です。

アップデートで対応可能な「ソフト」の異常であればまだ良いのですが、ハードの構造上レシーバーに埃が溜まりやすい機種なんかはどうしようもありません。

ただ、こういった問題は「後から出てくる」というのが多いので、購入前にしっかりリサーチしたり、同メーカーの機種で過去に似たようなトラブルがなかったかなどを確認するようにしましょう。

ちなみに、スマホ内部に埃が溜まるのを軽減するには「防塵」機能は必須と言えます。

そして通話機能というのは思っている以上にバッテリーを消耗します。
通話重視で小型モデルを購入される方も多いと思いますが、小型モデルのスマホは本体の大きさに比例して電池も小型になっていることが多く、バッテリー容量が少ないものもあるため、注意が必要です。

バッテリー切れは困るという方は、スペック表の連続通話時間などを参考に比較しておきましょう。

WEBサイトの閲覧が多い人

WEBサイトの閲覧が多い人が気にするポイントと言えば「見やすさ」「使いやすさ」といった部分ですよね?

見やすさに関しては、まず自分の目で見てみるというのが大前提ですが、ディスプレイが「有機EL」なのか「液晶」なのかでも見え方は変わってきます。

基本的には「有機ELディスプレイ」の方が「綺麗」で「省電力」なので、WEBの閲覧には向いていると言えます。

しかし、構造上の問題で「屋外」や「明るい場所」で見る場合には少し暗い(見づらい)と感じるかもしれません。

関連項目:「有機ELディスプレイと液晶ディスプレイの違い

使いやすさは利用するブラウザにも依存しますので難しいところです。
一応CPUの性能なんかも気にした方がいいですが、WEBサイトの閲覧にそれほどパワーは必要ありません。

ブラウザの話で言うと、Androidで多く利用されている「Chrome」かiPhoneで多く利用されている「Safari」が候補としてあがってくると思います。

どちらが良いというのは言い切れませんが、筆者はAndroid(Chrome)の方が若干使いやすいという印象があります。
Chromeは表示速度も悪くありませんし、データ量をカットする設定があったりして使いやすいです。

ただ、iPhoneを購入する場合は無理してChromeを使うほどではありません。
iPhoneには端末に戻るボタンがありませんので、Chromeにしてしまうと前の画面に戻りたい時に横に大きくスワイプするか、画面上部に「←」ボタンをタップする必要があるので、非常に使い勝手が悪くなります。
Safariには画面下部に「戻る」と「進む」のボタンがありますので、普通にSafariを使っている方が快適です。
ちなみに、Android7.0以上だとマルチウインドウが使えますので、何かのアプリを立ち上げながら調べ物をするというような使い方をする人にはおすすめです。
(一応iOSでもiOS9以上ならSplit Viewというのが使えますが、これはiPad用の機能なのでiPhoneでは使えません)

動画視聴が多い人

動画視聴が多い人が気にするポイントは「画面の大きさ」「画面の綺麗さ」「通信速度」といったところでしょうか?

画面の大きさは大きいほど見やすいですが、大きさに比例して本体も大きくなってしまいます。画面の大きさでスマホを選ぶ場合はベゼル幅(スマホ前面のディスプレイ外の額縁幅)にも意識を向けてスマホ全体の大きさもしっかり確認するようにしましょう。

画面の綺麗さで言えばやはり「有機ELディスプレイ」がおすすめです。
映画やドラマの画面が暗くなるシーンでも綺麗な映像を楽しむことができます。
ただし、画面を消灯させずに放置(寝落ちしてそのままなど)を頻繁に行うと液晶ディスプレイよりも有機ELディスプレイの方が焼きつきしやすいので、注意は必要です。

通信速度に関しては、Wi-Fi利用が多いなら「対応Wi-Fi規格」をしっかり確認しておきましょう。
動画を見るなら速度が速く安定していて、他の機器の干渉を受けにくい5Ghz帯での接続が快適です。
もちろんルーターの仕様やWi-Fiの回線速度にも依存しますので、同様に確認しておく必要があります。

関連項目:対応Wi-Fi規格とは

SNSが多い人

SNSを多く使う人は頻繁にスマホを利用している人だと思います。

SNSというのは単純に文字だけでなく、WEBサイトのURLを共有したり、写真を共有したりなど他のアプリとの連携も多く使う動作になるため、iPhoneが一番使いやすいのではないでしょうか?

Androidも悪くないのですが、複数のアプリを跨ぐ場合や連携させる場合にはiPhoneの方がレスポンスもよく、サクサク使える感じが味わえるはずです。

iPhoneはカメラの性能もよく、薄暗い場所でも綺麗な写真が撮れるので、SNS好きならきっと満足できることでしょう。

カメラ機能をよく使う人

カメラ機能に関しては、使う人の腕にもよりますので、こだわりがある方はしっかり調査してからスマホを選ぶようにしてください。

そうではなく、「普通に撮るだけで勝手に綺麗な写真が撮れる機種」という点で見れば、画素数よりも「手ぶれ補正の精度」「メーカー」を気にする方が良いでしょう。

カメラ機能で評判が良いのは「galaxyシリーズ」「Xperiaシリーズ」「iPhone」の3つです。
筆者は現在日本で発売されているほぼすべてのメーカーの機種を使ったことがありますが、やはりこの3つのスマホはずば抜けて綺麗な写真が撮れる印象があります。

そして、スマホはカメラと違い、片手で撮影することも多いので手ぶれ補正は欲しいところです。
手ぶれ補正には「電子式」「光学式」があり、一般的には写真を撮るのであれば「光学式」の方が綺麗だと言われています。
ただ、動画の場合はまた変わってきますので、ご注意を。

ゲームなどアプリを多く使う人

アプリを多く使ううえで必要になってくるのは「処理能力」です。

とくに最近のゲームアプリなんかは大容量で大迫力なものも多いので、それなりの保存スペースや作業スペース、処理能力を確保しておかなければいけません。

保存スペースにあたる「ROM」
作業スペースにあたる「RAM」
はできるだけ大きいものを選びましょう。

関連項目:「ROM」と「RAM」

処理能力に関しては「CPU」を見れば良いのですが、見るべきは「コア数」よりも「クロック周波数」です。

関連項目:CPU性能「クロック周波数」と「コア数」

ちなみに、OSだけで比較するなら、安定性はiPhoneの方が高いと感じます。
ただ、AndroidにはiPhoneに無いアプリも多くありますので(最近ではかなり差が無くなってきていますが)、一長一短とも言えます。

利用環境別選定ポイント

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使い方や利用シーンは人それぞれ。

ここでは利用環境別にベストなスマホを選定するポイントをまとめていきます。

バッテリー持ち重視の人

とにかくバッテリー持ち重視だという人は、「バッテリー性能」「省電力」、そして「使い方」が重要なポイントとなります。

一番バッテリー持ちが良いのは「省電力x大容量バッテリー」です。
どちらかひとつだけだと、魅力は半減してしまいます。

通話が多い人は「連続通話時間」が長いものを、それ以外の機能が多い人は「ディスプレイ」が省電力化されているものを選ぶのが良いでしょう。

ちなみに「iPhoneの方が持ちが良い」「いや、Androidの方が」と言われるのは、使う人や利用環境によってバッテリーが減る原因が違うからだと言えます。
つまり、自分の利用環境に合った機能が省電力化されており、かつバッテリー容量が大きいものを選ぶというのがベストな選択となるということです。

バッテリー容量だけを見て決める人も多いようですが、しっかりと他の要素も踏まえて検討しましょう。

必要最低限しか使わない人

必要最低限しか使わないからなんでもいいんだよという方には「バランスの良い機種」「操作が簡単な機種」「価格の安い機種」がおすすめです。

操作性や性能面で見て、バランスが良いのはやはりiPhoneです。
直感的な操作ができ、非常に使いやすいので、必要最低限でも最高のパフォーマンスを発揮してくれます。
日本はiPhoneユーザーが多いので、もしわからないことがあっても、まわりの人に助けを求めることができるというのもメリットのひとつです。

ちなみに、Androidが良いという方には「廉価モデル」「ミドルレンジモデル」といった低価格・中パフォーマンスのモデルがおすすめです。
最近のミドルレンジモデルは、価格を抑えるためにパフォーマンスを落としていると言ってもなかなかの実力を兼ね備えているので、必要最低限ならば十分過ぎる性能です。

ただ、操作に不安があるという方は、「シンプルメニュー」が搭載されているものや「らくらくスマホ」のようなものも視野に入れておく必要があります。

キャリアのスマホではなく、格安SIMで簡単なものは無いの?という方ならば「TONE」が一番簡単でスマホデビューには持って来いです。

TONEのスマホなら、小さいお子様や高齢者でも安心して利用することができます。

今までと変わらない使い方をしたい人

機種が変わるたびに操作を覚えるのが嫌だという人は、早い段階でiPhoneにしておくことをおすすめします。

iPhoneの場合、OSのバージョンが変わっても基本的な部分はそう多く変わらないので、いつまでも同じような操作感で利用することができます。

反対にAndroidの場合は同じメーカーであってもOSのバージョンが変わると操作方法が劇的に変わることがあるため注意が必要です。

セキュリティ面を気にする人

セキュリティ面で優秀なのはiPhoneです。

Androidはカスタマイズ性が高くその自由度の高さが売りなのですが、それ故に付け込まれる「隙」が多いというのも事実です。

しっかりと対策するのであればAndroidでも問題ありませんが、細かいことはわからないけどセキュリティ面は重要視したいという方であれば、iPhoneにしておくのが無難だと言えます。

利用者別選定ポイント

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最後に利用者別の選定ポイントを簡単にまとめておこうと思います。

ビジネスマン

ビジネスマンであれば、「通話機能」「バッテリー持ち」「処理能力」に重きを置いた機種選定がベストです。

+αで言えば、充電速度が速いものを選んでおくと、充電し忘れてしまった時でも朝起きてからの充電で間に合いますので、安心して利用することができます。

必要に応じてテザリングBluetoothおサイフケータイあたりもしっかりと抑えておきたいところです。

もちろん会社用として併用するのであればセキュリティ面も重視する必要があります。

主婦

家の中でスマホを使うことが多い人にとって、バッテリー問題というのは最近あまり気にならない部分なのではないでしょうか?

最近のスマホはどれをとっても1日は普通に使えるくらいバッテリー性能が上がっていますので、ある程度は度外視してもかまわないと感じます。

忙しい人ならば、Siriが使えるiPhoneがおすすめです。
音声操作でリマインダーに記録したり、時間や天気の確認もできますので、非常に便利ですし、iPhoneはプリインストールされている「メモ」「電卓」などのツールも使いやすいので、色々なシーンで活用できます。

ゆとりのある人で、楽しみながら家事をしたいというような方ならば、防水タイプのAndroidがおすすめです。
料理や洗い物をしながら動画をみることもできますし、Androidには音楽の再生に強い機種もありますので、洗濯物を干しながら音楽を聴くというのも良いですね。

学生・若年層

ある学生さんが「スマホとはiPhoneのことで、iPhone以外はスマホじゃない」なんて言っているのを聞いたことがあるくらい、圧倒的にiPhoneの支持率が高いと感じます。

たしかに見た目やみんなと同じが良いという理由で選ぶならiPhoneが良いですし、性能面で見ても不満はないと思いますので、よい選択をできている場合も多いと思います。

ただ、こだわりが強い人ならば、Androidの方が使っていて楽しいと感じるかもしれません。

筆者はどちらもつかっていますが、こだわりがMAXだった最初の頃は「絶対Androidの方が良い!」と強く思っていました。

ホーム画面をゴリッゴリに自分仕様にしたい!という方や特定の機能だけを多く使うという人にはあえてAndroidがおすすめですよ。

子供/高齢者

お子様や高齢の方におすすめのスマホというのは、実は結構難しい問題です。

どちらも「操作」が問題となる場合が多いのですが、どこまでできるかの差が人によって大きくあるのが原因だと言えます。

根気よく操作を覚えることができる人ならばiPhoneを選ぶ方が最終的には楽にスマホを使えるようになると思います。

しかし、「ガラケーが売ってないから仕方なく…」「iPhoneは高すぎるからAndroidで」というような方ならばシンプルメニューが搭載されているAndroidや格安SIMのTONEで取り扱っているスマホもおすすです。999

子供はアプリ、高齢者は写真を多く取り込むことがあるため、安易に「一番安いのでいいでしょ」なんて決め方をすると、容量不足で後々困ることもあるため、どういうことをしたいのか明確にしてから機種選定することをおすすめします。

ちなみに、どうしてもスマホでないといけないという理由がなければ、はじめは通信専用のタブレットから慣れていくという方法もあります。

まとめ

メモ

これからもスマホ時代はしばらく続きそうです。

その中で何台のスマホを使うことになるのかはわかりませんが、早い段階で自分に必要な機能や性能はどういったものなのかということを明確にしておけば、快適なスマートフォンライフが送れるようになります。

わからない人はどうしても、お店の人が勧めるままに購入してしまうこともあると思いますが、それではベストな選択とは言えません。

スマホはあらゆる製品の中でもダントツで利用頻度が高いですし、同じものを長く使います。
それだけに、慎重な選択を心がけたいものですね。