大手キャリアの「データ量」戦略の思惑と格安SIMの未来【3分NEWS】

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今月に入って、ソフトバンクの「ギガモンスター」、auの「スーパーデジラ」、ドコモの「ウルトラパック」「データ量」に比重を置いた新料金プランが一気に開始されました。

この「新データプラン」は、より高速化されるモバイルネットワークの恩恵を最も受けるであろう大容量コンテンツ(4K動画やVRなど)の配信に向けてプラン整備をしたという印象が強く、格安SIMへの流出を阻止する狙いはなかったのかもしれません。

しかし、いままでなら大容量のデータ通信と言えばWiMAXルーター格安SIMが得意としていた部分であり、この「新データプラン」によって格安SIMに切り替えようと思っていたユーザーの一部が思いとどまることは容易に想像できます。

格安SIMは「通話プラン」を新設

対照的に、格安SIMを提供する事業者では「かけ放題」のような「通話」に比重を置いたプランを新しく設けているところがいくつか出てきました。

最近ではIIJmioの「通話し放題プラン」U-mobileの「mobile SUPER」などが挙げられ、「通話が多いから格安SIMにできない」という大手キャリアのユーザーでも格安SIMへの移行ができるようになっています。

大手キャリアは「データプラン」を、格安SIMは「通話プラン」を互いに似せてきた為に、なんとなく双方の「差」が狭まったように感じます。

今までは、大手キャリアと格安SIM事業者の間に絶対的な「差」がありましたが、今後長い時間をかけて、この「差」が無くなっていく「始まり」を我々は見ているのかもしれませんね。