実質0円の廃止!?総務省タスクフォースによるスマートフォン価格への影響

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まだ、お気づきでない方もいらっしゃるかと思いますが

実はこの2月から、スマートフォンの本体価格が

実質値上げしたってご存知ですか?

その背景には、総務省や各キャリア

そして我々ユーザーの思いがあり

色々な事情が交差した結果

今の、端末価格上昇につながるのです。

なぜ高くなった??実質0円をやめたわけ

今や、当たり前のように使われている実質0円という言葉ですが

本来の意味を十分に理解している人は、キャリアが思っているよりも

ずっとずっと少ないというのが現状です

実際には、機種代金の値引きは行っていないが

実質0円というのはあたかも新しい機種が0円で手に入るのかと

思うようなイメージを抱かせます。

ことばそのまま”実質”0円なので間違っているわけではないのですが

実は安くなっているのは機種代金ではなく

基本使用料なのです。

この仕組みはどうしても一般ユーザーの私たちにはわかりにくく

そもそも料金プランや割引の適用条件なども

いちいちショップで教えてもらわないとわからないほど

複雑なものになっています

われわれ一般ユーザーの考えはこうです

「格安SIMやら格安スマホに変えれば安いことはなんとなくわかるが、

そもそもどうすればいいのかわからない」

「何をするにも手数料や解約金がかかり、聞いていないと言っても最初にもらう沢山の書類の中に書いてあるから当たり前だと突っぱねられる」

凄く簡単に、ざっくりと表現するなら

「高いくせに、解りづらい」

ということです。

この高い解りづらいをなんとか解消しようというのが

携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース

と呼ばれる、今の実質0円の廃止という動きに繋がってくるのです。

そもそも実質負担額ってなに?

われわれ一般ユーザーからすると

スマホの本体代金なんてそんなに高いものではない

というイメージで

どちらかと言えば月額料金の方が気になる訳ですが

実はスマホの本体は今やパソコンと同じかそれ以上になっており

一台90000円前後が相場となっています。

「えぇ!?そんなに高いの?」と思ったかたも

いらっしゃるかと思いますが

それは、まんまと実質○○円という言葉に踊らされているのです。

そもそも現状の携帯電話、スマートフォンの割引というのは

本体代金への直接的な割引と

月々の利用料への間接的な割引があり

機種購入時の割引と言えば、大半が後者にあたります。

本体代金90,000円の機種を買うとした場合

二年間(24ヶ月)で分割した場合に月々3,750円を支払うことになります。

この毎月支払う機種代金3,750円分を

基本使用料から割引するというのが実質0円です。

具体的な数字で説明すると

基本使用料が10,000円

機種代金が月々3,750円

毎月の割引がー3,750円

だとすると

基本使用料はそのまま10,000円で

機種代金3,750円から割引の3,750円を引いて0円となり

基本使用料 10,000円

機種代金 0円

合計 10,000円

と、なる訳ではなく

基本使用料10,000から割引3,750円を引いて6,250円となり

機種代金 3,750円はそのままで

基本使用料 6,250円

機種代金 3,750円

合計 10,000円

と、なるわけです。

そうつまり、どちらにしても10,000円支払うことには変わらない

ので、機種を買っても実質0円の負担でいいですよ

というのが実質0円のカラクリなのです。

なぜこんなにややこしいのかというと

それは一概にキャリアのせいではないのかもしれません。

色々なキャンペーンに便乗して

スマホを大量契約し、そのまま端末を転売する

いわゆる飛ばしという行為が横行しています。

そういった不正な利用や契約を未然に防ごうと

あの手この手で防衛策を施していった結果

このようなわかりにくい契約になってしまったというのも

背景のひとつとしてあげられるからです

いまさら聞けない ドコモの月々サポートの仕組み
最近ドコモのスマホが一斉に値下げをしていますね。 月々サポートというものがなんとなく浸透してきた中で 端末購入サポートと...

実際どのようなことが検討課題として挙げられているのか

さて話を

携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース

に戻しますと

色々な検討課題が挙げられています

それが以下の内容となりますが

▼検討課題1

【利用者のニーズや利用実態を踏まえた料金体系】

要約すると、低用量の通信プランの拡充やライトユーザーにとってもお得なプランを作りましょうということ

▼検討課題2

【端末価格からサービス・料金を中心とした競争への転換 】

要約すると過度なMNP時のキャッシュバックはやめて正当な料金で競争しましょうということ

▼検討課題3

【MVNOサービスの低廉化・多様化を通じた競争促進 】

要約すると三大キャリアで独占せずに格安SIMを扱う業者にも加入者管理機能を解放し

もっとお互いに競争して切磋琢磨していきましょうということ

検討課題は以上となっているようですが

最終的にこれらの検討課題の内容をふまえ

まずは実質0円を廃止して

その儲かった分のお金でライトユーザー向けのプランや

長期ユーザー向けの割引などを作って

ユーザーに還元する

というのが、現状の

端末実質値上げにつながってきているようです。

結局今は高い、いつが買い時?

正直スマホや携帯電話というのは

買い時を見極めることが非常に難しいです

ただ、すくなくとも今は

どのキャリアも準備段階で

どちらかと言えば割引キャンペーンを終了していっている

イメージなので

やはり商戦期と言われる3月以降まで

様子見するのが一番良さそうな気がします

とは言え、私の場合

欲しい機種があれば今の割引を捨ててでも

すぐに買ってしまうタイプなので

自分の好きな機種を使うという点だけで見るとやはり

欲しい時が買い時なのかもしれません。