スマホのトラブルが発生したらまずはこれからはじめましょう

スマートフォンの故障や不具合にはたくさんの原因が考えられます。

これらをすべて覚えることは難しいですが基本的なことだけをおさえておけばある程度簡単なトラブルには自分で対処できるようになりますので、このページではスマホのトラブルの基本的な原因とその対処法をご紹介します。

よくあるスマホトラブルの原因

スマホの不具合や故障が起きる原因をざっと挙げると

  • 本体の部品の故障
  • SDカードのデータ破損/物理的な故障
  • ACアダプタや充電のコード、コンセントの差し込み口などの破損や故障
  • SIMカードの不良
  • アプリケーションの不具合
  • データ(写真やメール、電話帳データ等も含む全て)の不具合
  • 設定ミス

すぐに思いつくだけでもこれくらいはあります。
これらを何の知識のない一般ユーザーが原因を追究していくことは少し難しいと感じるかもしれません。

しかし、私も一般ユーザーですがこれくらいの判断はできますし、なれてくるとわかってくるようになりますので覚えられる方は少しずつ覚えていくといいでしょう。

原因を追究する操作をする前には、バックアップすることもお忘れなく。
https://sumakoko.com/backup/

一番基本的な対処法

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不具合や故障が起きた時は原因を追究していき、原因に対して効果的な対処法を用いることが基本とはなりますが、症状を問わず基本的にやった方が良いことがふたつあります。

そのうちのひとつは“電源を切る”ということです。
こちらの記事でもこのことについては触れていますが、この”電源を切る”というのはキャリアショップでもよくいわれます。
https://sumakoko.com/sumaho/post-1458/

ちなみに皆さんはスマホの電源をきるべき理由を知っていますか?
知っていなくてもただ電源を切って休ませてあげれば問題ないですが、ひとつの知識として覚えておいて損はないと思うのでその理由を簡単に説明しましょう。

電源を切ったほうがよい理由

スマホの電源を切る理由として一番大きなものは“メモリ(RAM)の解放”です。なんだか難しそうと感じるかもしれませんが、簡単に言うと散らかった作業スペースを片付けるということです。

まず、スマホにはメモリという作業スペースがあり、その領域を使って色々なアプリを動かしたりなどの作業をしています。
電源を立ち上げ直後は整頓されている作業スペースですが、連続で動作し続けることによってエラーというゴミが散らかってしまったり、終了し忘れているアプリがスペースを占領していたり、キャッシュ(一時保存データ)が増えてきたりして、だんだんと作業できるスペースが減ってきてしまいます。

作業スペースが減ってしまうと作業効率が落ち、じゅうぶんなパフォーマンスを発揮することができません。
これを解消するためにメモリの解放=作業スペースを片付けるということが必要となりそれは電源を切ることでも簡単に実行することができます。

-定期的に電源を切りましょう-
エラーによる影響というのはユーザーがすぐに感じることのできる“フリーズ”“電源断”“強制終了”などわかりやすいものばかりではありません。内部的なものになると一見ではユーザー自身で気づくことができず「なんとなくスマホが重い」など漠然とした症状として影響を与え続けることもあります。一時的なエラーであれば電源を切ることで解消できるので、定期的に電源を切ることで未然に防ぐことができます。

不具合の原因はその直前の動作が一番怪しい

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“電源を切る”と合わせて確認していただきたいのが、症状が発生した直前になにかのアプリをインストール/アップデートしていないかどうかです。

アプリというのは、スマートフォンにとって多くの影響を与えますが、それは必ずしも良い影響だとは限りません。あるアプリを入れたがゆえにスマホの動作がおかしくなるというのは、わりとよくあることなのです。

一見、出ている症状と関係がなさそうアプリであってもアプリはたくさんの権限を持ってインストールされるので無関係とは言い切れません。

一度アンインストールするだけで症状が改善することもありますので、まだデータがそんなに蓄積されていないアプリなのであれば一度アンインストールをして様子をみてみましょう。

https://sumakoko.com/page-1132/

この記事のまとめ

基本的な対処法を大きくわけると2点となりますが

  1. 電源を切る
  2. 症状が起きる直前に入れたアプリは一度消してみる

まずはどんな不具合でもこれらを実行してみて、改善があるかどうかを確認してみてください。