つい先日ドコモの新機種発表のニュースを見ていた時にVoLTE(HD+)対応という文字を見てVoLTEって何ぞやと思った人も多いと思います。
そんなわけで今回はVoLTEとは何かまた、既存のVoLTEとVoLTE(HD+)はどう違うのかをご紹介したいと思います。
VoLTEとはなにか
まずは既存のVoLTEの説明から
VoLTEというのは
Vo(Voice over)とLTE(Long Term Evolution)という二つの言葉から成り立っており、簡単に言うと超高速通信サービス(LTE)を使った、音声通話サービスということです。
LTEというとかなり前に始まったイメージですが
通話する際にこのLTEが利用されるようになったのはこのVoLTEが始まってからということになります。
超高速通信で通話をするとなにがどう良いのかというのは
一般ユーザーの我々にはあまりピンとこない部分ではありますが
まずひとつ決定的に違うのはコール音が鳴り始めるまでの速度です。
通話履歴から間違って発信してしまい慌ててすぐに消した場合でも、相手にしっかり着信履歴が残ってしまうほど、VoLTEの通信速度は凄まじく
相手がスマホを操作中にタイミングよく発信し、ワンコールで相手が電話に出た場合なんかはまだつながっていないと勘違いしてしばらく無言電話をしてしまうこともあります。
超高速通信の恩恵はこれだけではなく
ビデオコールという高精細なテレビ電話機能が使えるほか、通話中にインターネット接続ができるようになったこともうれしいポイントです。
これらのVoLTE機能というのは対応機種間でしか利用することができませんが
サービス開始当初、数機種だった対応機種も今ではかなりの数になっているのでLTEのエリア内であれば基本的にVoLTEで通話できているイメージです。
VoLTEとVoLTE(HD+)の違い
さて、ここからが本題のVoLTE(HD+)についてですが
これについてはYoutubeに比較動画が上がっているので実際に聞いてみてもらうことをオススメします。
実際に聞いてみるとよくわかりますが非常に音声がクリアに聞こえるようになっています。
VoLTE(HD+)によって大きく変わった部分で言うと今までのVoLTE通話に比べより高い音まで聞こえるようになった為、音声がクリアに聞こえるようになったということだそうです。
ちなみにこちらも従来のVoLTE同様、双方がVoLTE(HD+)対応機種を利用しており、LTEエリア内で通話した場合のみ、その効果を発揮します。
初めはやはり対応機種が少ないですが、アップデート対応などで対応機種が広がればもっと身近に感じられる機能になりそうですね。