au系の格安SIMを探していると必ず名前が出てくるUQモバイル
UQモバイルと言えば、いつもお得なキャンペーンをやっていて、速度や品質に関しても信頼できるイメージではありますが、実際どのようなサービスを提供しているのでしょうか?
今回はこのUQモバイルに関しての情報をまとめていきます。
目次
UQモバイルってどんなサービス?
UQモバイルという名前から多くの方がお気づきだとは思いますが、UQモバイルはUQコミュニケーションズが運営する格安SIMサービスです。
UQコミュニケーションズと言えば、WiMAXが有名で格安SIMだけでなくモバイルルーターの契約をしている人も多いのではないでしょうか?
UQモバイルは多くのMVNOがドコモ回線を利用している中、珍しくau回線を利用しているので、現auユーザーやau系の格安SIMを探している人に適しています。
サービスの特徴
UQモバイルの特徴はシンプルかつ的を得たプランと安定感です。
au系格安SIMの中ではトップクラスの安定感をほこり、速度や品質に関しての口コミも軒並み高評価です。
主要なデータ量のプランをシンプルに取り揃えており、低速無制限プランもあるため多くのユーザーがこのUQモバイルを利用しています。
通話機能も多少使うが、データ通信はあまり使わないというライトユーザーには、ぴったりプランが最もおすすめで、条件が合えば月額1980円で快適に利用することができます。
ターボ機能という高速データ通信をON/OFFする機能があるため、不要な場合は高速データ通信をOFFにして通信量の節約もできるため、毎月の料金を一定以内に抑えたいと考えている人にはとてもおすすめです。
※ぴったりプランの場合は、受信最大300Kbpsとなります。
関連記事:「格安SIMで電話も使うなら「UQmobile」の「おしゃべりプラン」新登場キャンペーンがお得!」
速度や容量制限は?
高速通信プランおよび、ぴったりプランの高速通信時の通信速度は、受信最大150Mbps、送信最大25Mbps、制限時200Kbps※となっています。
※ぴったりプランの場合は、受信最大300Kbps。
無制限プランの場合は常時500Kbpsとなっており、数値自体は平均的な速度ですが、実際に利用してみた速度は早いと評判なので「無制限が良いけどあまり遅すぎるのは嫌」という人には最適です。
ちなみに、au系の格安SIMではお馴染みですが、データ通信で3G回線を利用することはできませんので、利用できないスポットがあるということも理解しておく必要があります。
速度制限の対象となる条件は?
制限の対象となるのは
・契約通信量を使い切った場合
・連続した3日間で3GB以上の通信を行った場合
制限後の速度はぴったりプランの場合で300Kbps、それ以外のプランだと200Kbpsとなります。
ただし、UQモバイルにはターボ機能という便利な機能があり、これにより不要な通信量を消費せずデータ量の節約をしながら利用することができます。
200Kbpsの通信というと、ウェブサイトを開くのにも数秒〜数十秒かかるレベルなのでずっとその速度で通常利用するのは少し厳しいと言わざるを得ません。
しかし、簡単なLINEのやりとりやメールなどは少し時間がかかるだけで「利用できない」というほどではないので、数日程度であれば我慢して使うこともできます。
バースト機能はあるの?
公式ページを見ている限りではバースト機能に関しての記載は見つけることができませんでした。
利用ユーザーの口コミを見ていると無制限プランでは初速が早いというものもいくつか見られたので、もしかするとバースト機能と同等の機能が備わっているかもしれませんが、過度な期待はされない方が良いでしょう。
バースト機能というのは、低速でインターネット通信を行う際や速度制限時にページの表示開始直後の速度を早めることによって、低速状態でもスムーズにインターネットを楽しむことが出来る機能です。
料金プラン
UQモバイルのプランは速度重視の高速通信プランと通信量重視のデータ無制限プランに分かれており、それぞれにデータ通信専用プランと音声通話付きプランがあります。
そして最近新たにぴったりプランというライトユーザー向けのプランも登場しました。ぴったりプランは高速データ通信が1GBと音声通話が1200円分利用できるプランとなっており、通話も通信も少しずつ使うという人にはまさに「ぴったり」のプランです。
高速通信プラン
高速通信プランは速度重視のプランとなっており、月間3GBまで高速通信を行うことができます。
■データ高速プラン:980円/月(3GBまで)
■データ高速+音声通話プラン:1680円/月(3GBまで)
各プランの通信速度は、受信最大150Mbps、送信最大25Mbps、制限時200Kbpsとなっています。
データ無制限プラン
速度よりも通信量重視の方のプランとなっており、データ通信が無制限で利用できます。
■データ無制限プラン:1980円/月
■データ無制限+音声通話プラン:2680円
通信速度は常時500Kbpsとなっていますが、実際に利用してみると体感の速度は早いと評判です。
ぴったりプラン
【スマトク割※およびイチキュッパ割※適用】
高速データ通信(下り150Mbps/上り25Mbps/制限時300kbps)が1GBと音声通話が1200円分利用できるプランとなっており、通話も通信も少しずつ使うという人にはまさに「ぴったり」のプランです。
※スマトク割とは
ぴったりプランを契約しているユーザーに対し、課金開始月から25ヶ月目まで月額基本料金から1,000円割引(au・au系MVNOからMNPした場合は対象外)
※イチキュパ割とは
新規契約またはMNPで「ぴったりプラン」に加入すると、利用開始月から13ヶ月目まで、基本料金を1,000円割引
また、ぴったりプランにはたっぷりオプションというものがあります。
月々+1000円で、データ通信量が3GBに、音声通話を2,400円分相当に増量できるお得なオプションサービスです。
現在、最大2年間無料通話と高速データ通信容量が最大2倍になるW増量キャンペーン中です★ぴったりプランのみの場合
高速データ通信が1GBと音声通話1200円分
→高速データ通信が2GBと音声通話2400円分★たっぷりオプション申込み時
高速データ通信が3GBと音声通話2400円分
→高速データ通信が6GBと音声通話4800円分※au・au系MVNOからMNPした場合は「データ量増量」は対象外となります。
プラン変更や繰り越しの有無は?
契約の種別(データ通信専用/通話機能付き)の変更はできません。
また、ぴったりプランから別のプランへの変更やその逆もできませんのでご注意ください。
ただし、契約の種別(データ通信専用/通話機能付き)の変更を伴わないのであれば、月間3GBのプランから無制限プラン、もしくは無制限プランから月間3GBのプランへ切り替えることはできます。
使いきれなかったデータ容量に関しては繰り越し対応しているので、毎月の利用データ量にバラつきがある方でも安心して利用することができます。
逆に契約していた通信量を超過してしまった場合は
・200円/100MB
・500円/500MB
のどちらかを購入し、容量を使いすることも可能です。
各プランの最低利用期間
データ通信のみのプランは最低利用期間がありません。
音声通話プランには最低利用期間があり、利用開始日から12ヶ月間となっています。
また、ぴったりプランの場合は、大手キャリアのように2年自動更新の縛りがあり、長期連用の予定がない場合は注意が必要です。
ぴったりプランの契約期間は課金開始日を含む月を1ヶ月目として、25ヵ月目の月末までを契約期間とし、25ヵ月目を「契約満了月」、翌月を「更新月」とするようです。
更新月に解約の申し出をしなかった場合には、更に24ヶ月間の契約として自動更新となります。
最低利用期間内に解約もしくは更新月以外での解約は9,500円の解約金がかかりますのでご注意を。
UQモバイルが選ばれる理由
おすすめユーザー(利用環境)その1
■おすすめユーザーその1:現auユーザー
現auユーザーで今のスマホをそのまま使いたいという方や、生活圏内がドコモ回線よりもau回線の方が優位だという人の場合はUQモバイルに切り替えるのが間違いないでしょう。
ついでに格安スマホを購入したいという場合でも、UQモバイルには格安スマホのセット販売がありますので、乗り換えと同時に機種変更することも、もちろん可能です。
おすすめユーザー(利用環境)その2
■おすすめユーザーその2:はじめて格安SIMを購入するライトユーザー
UQモバイルは他にはない「ぴったりプラン」がとても魅力的です。最大1年間1980円という激安の月額料金で無料通話付き低用量プランが選べるというのはライトユーザーにとってとてもありがたい存在です。
もともと利用量の少ないライトユーザーであれば「ぴったりプラン」で運用すれば、通話もできて安定した速度で通信もできますので、三大キャリアを利用していた頃とあまり変わらない環境で格安SIMを利用することができます。
おすすめユーザー(利用環境)その3
■おすすめユーザーその3:au系で速度重視の方
au系の格安SIMとしてよくmineoと比較されますが、通信速度や安定感で比較するのであればUQモバイルに軍配があがります。
逆に大容量プランの有無などで比較するとmineoの方が選択肢が多く、場合によっては安くなることもあるため、質より量をという方はmineoを選択する方が多いようです。