格安SIMを契約する際についでにスマホも買い替えよう!
そう考えて格安スマホを購入される方も最近では増えてきていると思います。
格安スマホの購入には、格安SIMと同時に購入する「セット購入」と契約する格安SIMで使えるスマホを自分で探して購入する「単独購入」がありますが、どちらの方がよいのでしょうか?
今回は、それぞれメリット・デメリットを比較し、どちらがよいのかを考えてみましょう。
目次
セット購入と単独購入それぞれのメリット・デメリット
セット購入と単独購入には、それぞれメリット・デメリットがあり、「絶対にこっちがいい」ということはありません。
双方のメリット・デメリットを把握することによって「自分にとってどちらが良いのか」ということが見えてきますので、まずはそれぞれの特徴を見てみましょう。
セット購入のメリット
確実に使える(正規品が手に入る)
大手キャリアでしか契約をしたことがない人はピンとこないかもしれませんが、格安スマホを自分で調達するというのは、意外とトラブルが起きやすかったりします。
ドコモ回線網の格安SIMを契約するのに、auモデルのスマホを購入してしまったり、中古品を購入したところ故障や不具合が起きてしまったりなど、知識不足や不運な事故で使えない端末を掴んでしまうことがあります。
その点格安SIMとセットで購入する端末であれば、確実に使えるものを提供してくれるので知識がなくても問題なく、安心して格安スマホを手に入れることができます。
分割ができる
いかに格安スマホといえども、相場は3万円前後であり、初期費用としての出費多少なりとも大きくなってしまいます。
セット契約であれば事業者によって端末の分割購入や、端末代金を0円にして、その分の料金を基本料に加算する疑似的な分割購入を提供してくれるので初期費用を抑えたいという人でも安心です。
保証がある
各事業者には、破損や水濡れ、紛失などのトラブルが起こった際に、修理代金や買い替え費用をカバーしてくれる保証オプションがあり、これに加入しておけば万が一のトラブル時にも慌てず対応することができます。
とくによくスマホを落としてしまう人や、お子様にもたせるというような場合は、保証の恩恵を受けやすいのではないでしょうか?
セット購入のデメリット
価格が高い
セット購入最大のデメリットは、単独購入に比べて価格が高いという部分です。
同じ新品の端末で比較しても、セット購入の方が割高であることが多く、単独購入であれば中古品を安く手に入れるという選択肢もあるため、「価格重視」の方にはあまりおすすめはできません。
自由に選べない
各事業者には、セット販売している格安スマホに限りがあり、自分の希望している機種が販売されていないということがあります。
とくに格安SIMでiPhoneを利用したいと考えている人の場合、現状で各種iPhoneを豊富に取り揃えた事業者というのはありませんので、基本的に自力で端末を手に入れる必要があります。
単独購入のメリット
自由に選ぶことができる
単独購入の場合は格安スマホだけでなく、契約する格安SIMの回線網と同じ事業者で販売されていたキャリア版のスマホを利用することもできます。
中古市場であればハイスペックなスマホも割安で手に入るので、新品にこだわりはないという人には、大きなメリットとなります。
価格が安い
単独購入の最大のメリットは、新品でも中古品でも自分の納得のいく価格のものを探し、安く端末を手に入れることができる点にあります。
同じ端末の新品でも数千円ほど価格が変わる場合もあり、旧モデルになればなるほど差が出てくるので、購入する端末によっては初期費用が大きく変わります。
単独購入のデメリット
確実性がない
格安スマホや格安SIMに詳しい方であればあまり問題ありませんが、初心者が安易にスマホを自分で調達しようと思うと、「使えると思っていたのに使えない」ということがしばしば起こります。
これはある程度の知識と経験で回避することができますが、自信の無い方にはあまり単独購入はおすすめできません。
保証がない
購入元によって保証の有り・無しは変わりますが、いずれにしても格安SIMの事業者が行っているほど手厚いサポートというのは受けることができません。
安い端末なのであれば、壊れたら都度買い換えるということもできますが、そこそこのお金を払って手に入れた端末を購入直後に壊してしまった時のダメージは測りかねません。
分割ができない
スマホの分割購入というのは、基本的にSIMの契約とセットで購入する時の特典として利用できる選択肢なので、単独で購入にはできません。
クレジットカード決済で分割払いにすることはできますが、利息が付いてしまいますので、分割希望の方はセット購入がおすすめです。
結局どちらがお得?
単純に本体の購入費用だけで考えると基本的には単独購入の方が安いので、なによりも「価格重視」の方は別購入の方がおすすめです。
それに対して、セット購入には補償や確実性があり故障などのトラブルも含めると長期的にこちらの方が得になるということもあるため、「安心・安定」を求めるならセット購入がよいでしょう。
簡単に分類するのであれば、セット購入は初心者~中級者向け、別購入は中級者~上級者向けということにもなります。
セット契約できるスマホの種類が豊富な事業者は?
格安SIMの事業者にはセット契約に力を入れているところとそうでないところがあり、事業者によって、セット端末の品揃えは様々です。
そこで最後にセット契約できるスマホの種類が豊富な事業者をご紹介しましょう。
セット契約時におすすめのスマホ本体は「格安SIMとセット購入もできるおすすめ格安スマホ3選|2016年版」をご覧ください。
楽天モバイル
楽天モバイルは料金も安く、回線速度も安定しているおすすめの事業者です。
セット購入時には、新端末限定のコミコミプランがあり、1年目の料金が1880円/月~でセット契約することができるので、安さと品質を両方求める方にはイチオシです。
購入できる端末の種類もかなり豊富なので、一度公式ページをのぞいてみてください。
▼楽天モバイルの詳細はこちらから
IIJmio
業界大手であり、サービス開始当初から根強い人気のあるIIJmio
サポート面や品質には高い評価があり、誰にでも使いやすい格安SIMだといえます。
国内外の格安スマホを提供しているので、日本製にこだわりがある方も安心です。
▼IIJmioの詳細はこちらから
DMM mobile
とにかく料金重視という方には、業界最安値級であるDMM mobileがおすすめです。
DMM mobileは料金が安いだけでなく、回線速度や品質が安定しており、「安くて使いやすい」格安SIMとして人気があります。
人気の主要格安スマホがそろっているので、王道の端末を使いたいという方でも安心です。
▼DMMモバイルの詳細はこちらから
U-mobile
U-mobile(ユーモバイル)を契約するなら、通話機能付きのLTE使い放題2(2730円/月)が他の事業者と比べてもコスパが高く、おすすめです。
Android仕様のblackberry端末など、珍しい機種もあり選択肢も豊富なので、他の事業者でほしい端末がなかったという人は一度U-mobileのラインナップも確認してみてください。
▼U-mobileの詳細はこちらから
UQモバイル
上記はどれもドコモ回線網を利用したMVNO(事業者)です。
セット契約であれば、安定したドコモ回線の方がおすすめですが、au回線で利用したいという方の場合は、UQモバイルがおすすめです。
各種キャンペーンにも力が入っており、タイミングによってはかなりお得に契約することができます。
▼UQモバイルの詳細はこちらから