iPhone7/7 Plusを利用中の方や、iOS10にスマホをアップデートした人の中には、ロック画面に「自宅に到着しました」と表示されて
「え、ヤダなにこれ、こわい」
と思った方も多いのではないでしょうか?
自宅だけならまだしも「勤務先に到着しました」まで表示されると、なんか自分の行動を見張られているみたいで、ちょっと嫌ですよね?
そこで今回は、この機能は何のなのか、どうすればOFFにできるのかをご紹介していきたいと思います。
この機能の正体
この「○○に到着しました」という通知が出る時、多くの人はおそらく「LINE」アプリのマークが付いているのではないでしょうか?
中には「LINE」が位置情報を検知して通知してきているの?とお考えの方もいらっしゃるとは思いますが、これは違います。
「○○に到着しました」という通知自体は「iOS」の機能であり、最近リリースされた「iOS10」には位置情報の履歴から、滞在回数などを分析する機能である「利用頻度の高い位置情報」という機能が存在します。
これにより、あなたのiPhoneは
「この時間にこれだけの回数訪れているということはここが自宅か」
と分析し、その場所でよく使っているアプリを「よかれ」と思って通知してくれているのです。
今のスマホって、そんなに賢いの!?とびっくりされるかもしれませんが、これくらいのことは、スマホにとってもう「楽勝」の域です。
検索エンジンの検索動向なども合わせると、我々は思っている以上に「スマホ」に理解されているのです。
「○○に到着しました」をOFFにする方法
「便利な機能なのはわかったけど、私はいらない」という方はこの機能をOFFにすることもできます。
ここでは、その設定方法をご紹介しましょう。
手順1
設定アプリより本体設定を開きます。
プライバシーをタップします。
位置情報サービスをタップします。
開いたページを一番下までスクロールしましょう。
システムサービスをタップします。
利用頻度の高い位置情報をタップします。
一番上のスイッチをタップ(緑=ON 白=OFF)して、OFFに設定しましょう。履歴が表示されている場合は、履歴を確認したり、削除することも可能です。
設定は以上です。
筆者は履歴を確認したところ、よくいくお店までしっかりと保存されていました。
ここまでくると便利なのかどうか、判断に迷いますね。
ここまでくると便利なのかどうか、判断に迷いますね。