「Siri」で実際によく使う便利なフレーズ5選

 皆さんは「Siri」を使ったことがありますか?「Siri」はとても便利な機能なのですが、一般的にまだまだ浸透しておらず、ジョークツールのような使い方しかしたことがないという人も多いと思います。

 「Siri」は最近流行りのスマートスピーカーにも負けない高性能な音声アシスタントです。うまく使えば、今まで面倒だったあれこれを、「Siri」がしっかりとサポートしてくれるようになります。

 というわけで今回は、iPhoneユーザーの皆さまのために、知っていると便利なSiriの使い方をご紹介していきたいと思います。

筆者がよく使う、「Hey! Siri! 〇〇」

 Siriはホームボタンを長押しすることで利用できますが、設定をしておけば、「Hey! Siri!」と声をかけるだけで、手を触れずに起動させることができます。(【設定】→【Siriと検索】→【Hey Siriを聞き取る】をON)
 スマホが手元に無い時や、手が離せない時なんかはとても便利です。

では、まず筆者がよく使う1位のフレーズからご覧ください。

1位 「プレイリスト1 シャッフル再生」

 Siriは「音楽かけて」といっただけでも音楽を再生してくれるのですが、自分で作ったプレイリストの名前を伝えることで、かけてほしいプレイリストを限定したり、アーティスト名や曲名で指定することもできます。
 私は名前を伝えるのすら面倒なので、プレイリストの名前を「1」にしています

 さらに、シャッフル再生と言えば、勝手にプレイリストをシャッフル再生してくれるので、とても優秀です。

 次の曲を聞きたい時も「次の曲をかけて」もしくは「スキップ」と言えば、次の曲を再生してくれますよ。

2位 「嫁の携帯に電話」

 この機能を使うと、手を全く使わずに任意の相手に電話をかけることができます。

 ただ、スピーカーから音声を流すハンズフリー通話にはできないので、イヤホンやBluetoothイヤホンを接続していないと、結局スマホを手に取らないと通話がなりたちません。

 筆者が使うのは基本的に車の中やイヤホンで音楽を聴きながら洗い物をしている時です。嫁さんには何かと電話することが多いのでとてもよく使います。

3位 「ここを出る時〇〇とリマインドして」

 今日は帰りにたまご買って帰らなきゃ!みたいな日ってありますよね?←

 買い物に限らず、出かけたついでに済ませたい用事がある場合や、変える前に寄りたいところがある場合は、このフレーズが便利です。
 こうして頼んでおけば、その場所から離れた時にiPhoneにリマインドして欲しい内容が通知されますので、「うっかり」なんてことも起こりません。

 もちろん、場所だけでなく時間指定もできるので、要件によって使い分けることができます。

4位「今何時?」

 これはほとんどの人が使わないと思いますが、筆者は結構な頻度で使います。なぜなら車に時計が無いからです。

 ポケットの中にあるiPhoneに「Hey! Siri! 今何時?」と聞けば即座に答えてくれるので、時計がなくても困ることがありません。

 あと、朝起きた瞬間の目が見えにくい状態の時にも使うことがあります。

5位「明日○○時に起こして」

 筆者はいつも定時に起きるように心がけているので、アラームの設定をいじることがありません。

 しかし、たまに翌日の予定によって起きる時間が変わってしまうことがあるため、そんな時はSiriにお願いして忘れる前にアラームを設定してもらうようにしています。

 アラームを設定する必要があればその時点で口頭で頼めるので、仕事中やメールチェック中でも手を止めることなく設定することが可能です。

 

 あと、布団の中でうとうとしながら、
「アラームをかけなくちゃいけないけどスマホの画面を見ると目が冴えてしまいそう…」なんて時も、目を瞑ったままお願いできるという横着な使い方もあります。

まとめ

 iPhoneユーザーの皆さんは「Siri」を有効活用できていますか?

 Siriでどういう操作ができるのかは、Siriを起動して「Siriは何ができるの?」と聞けば教えてくれますので、見たことが無い方は一度確認してみてくださいね。

 さらに、【設定】→【Siriと検索】を開くと、アプリごとのショートカットを登録することもできます。これにより、長年連れ添った夫婦のように、「おい、アレ」というだけで、Siriが意図を汲み取り、アプリの実行をしてくれるようになります。
 もちろん勝手にSiriが意図を汲み取ってくれることはありませんので、まずはフレーズを録音して、登録をしておきましょう。

いつの日か「Hey!Siri! 醤油とって」が使えるようになったらいいですね。