格安SIMに関して調べていると、必ずと言っていいほど名前が上がってくるのが、この「OCNモバイルONE」です。
知名度、シェア率共に業界トップクラスであり人気のある格安SIMですが、いったいどういったメリットがあるのでしょうか?
そこで今回は、「OCNモバイルONE」がどんなサービスで、どんな人におすすめなのか、調査してみました。
目次
OCNモバイルONEってどんなサービス?
格安SIMの中でも本命中の本命であり、NTTコミュニケーションズが提供する「OCN」というブランドには、安心感を抱いている人も多いことでしょう。
実際、この格安SIMを契約している人は多く、IP電話「050 plus」と組み合わせて使うというのは、格安SIMユーザーの基本中の基本です。
サービスの特徴
「OCNモバイルONE」には、豊富なプランが用意されており、多くの選択肢から自分にあったものを選択することができます。
とくに、月単位の通信量ではなく、日単位の通信量を選ぶプランというのは、あまり他にはなく、「OCNモバイルONE」ならではといった印象があります。
さらに、月々の支払いをクレジットカードではなく、口座振替にできるのも格安SIMの中では珍しく、貴重な存在です。
ちなみにNTTコミュニケーションズなので、言うまでもなく「ドコモ回線網」を利用しています。
速度や容量制限は?
通常のプランであれば、受信時最大262.5Mbps。
500Kbpsコース(15GB/月)の場合は受信時最大500Kbpsです。
「OCNモバイルONE」の利用者が多いからなのか、平日夜間の通信が若干もっさりする印象もありますが、トータルでは安定した通信ができると言えます。
各プランで、契約しているデータ量を超過した場合には、受信時最大200Kbpsに制限されますので注意が必要です。
200Kbpsとは・・・
200Kbpsの通信というと、ウェブサイトを開くのにも数秒〜数十秒かかるレベルなのでずっとその速度で通常利用するのは少し厳しいと言わざるを得ません。
しかし、簡単なLINEのやりとりやメールなどは少し時間がかかるだけで「利用できない」というほどではないので、数日程度であれば我慢して使うこともできます。
速度制限の対象となる条件は?
制限の対象となるのは
・契約通信量を使い切った場合
高速通信の場合は契約した通信量内であれば他に通信制限がかかることがないので、安定した利用が望めます。
3日間のデータ通信量による制限は?
他の格安SIMによくある「3日間制限」のようなものは「OCNモバイルONE」にはありません。安心して利用できます。
速度制限時のバースト機能はあるの?
2016年9月より、ついにバースト転送機能が提供開始となりました。
申し込みや設定は不要なので、速度制限時でも安心して利用することができますね。
バースト機能というのは、低速でインターネット通信を行う際や速度制限時にページの表示開始直後の速度を早めることによって、低速状態でもスムーズにインターネットを楽しむことが出来る機能です。
料金プラン
「OCNモバイルONE」 料金プラン早見表 | 音声対応SIM | データ通信専用SIM |
---|---|---|
110MB/日コース | 1,600円(税込1,728円) | 900円(税込972円) |
170MB/日コース | 2,080円(税込2,246.4円) | 1,380円(税込1,490.4円) |
3GB/月コース | 1,800円(税込1,944円) | 1,100円(税込1,188円) |
5GB/月コース | 2,150円(税込2,322円) | 1,450円(税込1,566円) |
10GB/月コース | 3,000円(税込3,240円) | 2,300円(税込2,484円) |
500kbpsコース(15GB/月) | 2,500円(税込2,700円) | 1,800円(税込1,944円) |
※2017年4月30日までキャンペーン中!詳しくは「「OCNモバイルONE」基本使用料の割引と通信量が増量される「2016-17冬春キャンペーン」を実施中!」をご覧ください。
料金プランの選択肢が多いので、どんな人でも自分にあったものが選びやすく、料金を抑えることに繋がります。
ライトユーザーなら、110MB/日コースでもやっていける人は多いのではないでしょうか?
通話オプション
OCNでんわ | OCNでんわ 5分かけ放題オプション | |
---|---|---|
お申し込み | 不要 | 必要 |
月額料金 | 無料 | 850円(税込918円) |
国内通話料 | かけた分だけ 10円/30秒(税込10.8円/30秒) | 定額制 5分まで 0円 5分超過分 10円/30秒(税込10.8円/30秒) |
使い方:「OCNでんわアプリ」を使用して発信するか、音声通話の発信時にプレフィックス番号(003543)を電話番号の先頭に付けて発信。
※2016/10/1~2017/1/31までの期間中は、OCNでんわ 5分かけ放題オプションが「10分かけ放題」になるキャンペーンがあります。
プラン変更や繰り越しの有無は?
余ったデータ量の繰り越しはプランによって扱いが異なるので、以下の表をご覧ください。
基本通信容量・コース名 | 繰り越し容量利用期限 |
---|---|
110MB/日コース | 翌日まで |
170MB/日コース | |
3.0GB/月コース | 翌月末まで |
5.0GB/月コース | |
10.0GB/月コース | |
500kbpsコース(15.0GB/月) | 繰り越しなし |
プランの変更は1月に1回まで申し込み可能で、申し込んだ翌月1日に反映されます。
各プランの最低利用期間
「OCNモバイルONE」は利用開始月を1ヶ月目とし
データ専用SIMの場合は1ケ月
音声通話SIMの場合は6ヶ月
が、最低利用期間となります。
また、最低利用期間内で解約等を行った場合には、違約金が8,000円かかりますので、ご注意ください。
OCNモバイルONEがおすすめの方はこんな人
おすすめユーザー(利用環境)その1
■おすすめユーザーその1:はじめての格安SIMで不安がある人
はじめての格安SIMというのは、なにかと不安があると思います。
そんな時、やはり安心して利用することができるのは、有名な事業者や実績のある事業者なのではないでしょうか?
「OCNモバイルONE」は多くの人に選ばれており、評価もそれなりに高いので、格安SIMデビューにはもってこいです。
おすすめユーザー(利用環境)その2
■おすすめユーザーその2:つい使いすぎてしまうのを抑えたい人
ひと月あたりの通信量を少なくしたいけど、ついつい使いすぎてしまい速度制限対象になってしまう人の中には、月末付近にどうしても必要で、泣く泣く追加の容量を購入したことがある人もいらっしゃると思います。
このように、データ量の節約や管理が苦手で、いざという時に速度制限がかかってしまうような方は、日単位のプランを使うのがおすすめです。
日単位なら、万が一速度制限になっても、翌日には回復しますし、バースト機能があるので、速度制限時でもそこそこ使えるので、データ量をうまく節約することが可能です。
おすすめユーザー(利用環境)その3
■おすすめユーザーその3:「050 plus」との併用を考えている人
格安SIMユーザーがよく使う「050 plus」というIP電話アプリは、NTTコミュニケーションズが提供しています。
つまり、「OCNモバイルONE」と同じ事業者が提供しているサービスなので、なんと月額料金が無料となり、パケットもカウントフリーとなるため非常にお得です。
「050 plus」に限らず、IP電話ありきで検討されている場合は、「OCNモバイルONE」+「050 plus」が最強の布陣だと言えるでしょう。
OCNモバイルONEのお申込みや詳細な情報は公式ページをご覧ください。