ドコモで契約したスマホを使っていると、「dアカウントを入力してください」という画面が表示され
「…..なにそれ?」
と、そっと画面を閉じてしまう人も多くいらっしゃると思います。
中には、「そういえば取得したような、していないような..」という方もいらっしゃることでしょう。
最近ではドコモのサービスを利用する際に、ほぼ必須となったこの「dアカウント」
ずっとドコモを利用していくのであれば「知らない」では少し不便を感じると思います。
そこで今回は
1.dアカウントとは何なのか
2.自分のdアカウントを調べる方法
3.スマホにdアカウントを認証させておく方法
などなど…。dアカウント絡みの情報をまとめてご紹介します。
目次
dアカウントとは?
dアカウントというのは、少し前までdocomoID PWと呼ばれていた、ドコモが提供するアカウントサービスのことです。
アカウントとは平たくいうと、「権利」のことで、自分が契約しているサービスを利用する場合などに入力するものです。
本来、ドコモで何らかのサービス(dTVなど)を契約している場合、SIMカードを利用して通信することによって勝手に認証してくれるので、ドコモのサービスを使う時に「dアカウント」が必ず必要になるというわけではありません。※ネットワーク暗証番号が必要になることもあります。
しかし、現在ドコモのサービスは様々な利用方法が可能となっており、Wi-Fi環境下など、特定の環境下にあるユーザーをサービス契約者かどうか確認するために「dアカウント」が利用されているのです。
では実際にどのような場面でdアカウントを利用されているのかを簡単にご紹介しましょう。
dアカウントは3つの「フリー」で利用する
dアカウントの利用用途は、主に3つあり
「ネットワークフリー」「デバイスフリー」「キャリアフリー」のサービスを利用する際に利用します。
言葉だけでは「なんのこっちゃ?」と思われている方も多いと思うので、実例をもとに補足しておきます。
ネットワークフリーとは?
ネットワークフリーをとても簡単に言い換えるとすれば
「Wi-Fiでも利用できる」
というのが、一番皆さまにとってしっくりくる言い方だと思います。
もう少しちゃんとした説明をするならば、モバイルネットワーク(3GやLTE)以外の通信(つまりWi-Fiなど)でも、サービスの利用ができるということです。
ドコモの場合、ほとんどのサービスは「ネットワーク暗証番号」を入力することで、認証を行うことができますが、Wi-Fi通信中には「ネットワーク暗証番号」ではなく「dアカウント」が必要になると覚えておきましょう。
デバイスフリー
このデバイスフリーというのは
「いつものスマホとは違うスマホ」や「タブレット」、「パソコン」など、ありとあらゆる「デバイス」(機器)でサービスを利用できるということを指します。
最近では「マルチデバイス」と言って、ひとつの契約で複数台のデバイスからサービスを利用できるというものもありますね。
例えば、「dTV」で映画を見ようとした時に
「スマホじゃ、画面が小さくて迫力がないなぁ…」と感じたら
お持ちの「パソコン」や「タブレット」からdアカウントを使って「dTV」にログインすれば、スマホよりも大きな画面で映画を楽しむことができます。
キャリアフリー
キャリアフリーというのは聞き馴染みのない方には一番イメージし辛いかもしれませんがとても簡単な話です。
以前まで、ドコモで提供しているオプションサービスというのはドコモで契約をしている人しか利用することができませんでした。
しかし現在では他キャリア、つまりauやSoftBankを利用している人でもドコモで契約している人と同じようにサービスを利用できるようになっています。
これがキャリアフリーと呼ばれるもので、それぞれのオプションサービスは独立サービスに成長したということですね。
-「3つのフリー」と「dアカウント」の関係-
上記の「3つのフリー」を実現するためには
1.「誰が」サービスを利用しようとしているのか
2.本当に利用者本人なのか
を確認する手段が必要となるため、ここに「dアカウント」が利用されているというわけです。
dアカウントの登録方法と確認方法
皆さんは自分がdアカウントを持っているかを知っていますか?
「なんか作った気はするんだけど…」という方も多いのでは?と思いますが
安心してください、ちゃんと確認することができます。
dアカウントを持っているかどうかは、お使いのデバイスと環境によって判断することができますので作ったかどうか自信がないという方は順番に読み進めていってくださいね
dアカウント取得済みの可能性がある人
iPhoneとAndroidにわけて説明していきますが、まずiPhoneをお使いの方から。
iPhoneユーザーの場合
基本的にdアカウントを持っています。
作成当時はもしかするとdocomoID PWというものだったかもしれませんが、このdocomoIDというのはdアカウントと同じものです。
iPhoneの場合、ドコモのメールを利用する為の設定をするときに必ずdアカウントを利用するので、忘れてしまったという人は後述する方法で確認できますので確認しておいてください。
Androidユーザーの場合
Androidの場合はdアカウントがなくても基本的にスマホを利用することができるのでもしかするとdアカウントを作成していないかもしれません。
dアカウントを取得している可能性がある人はパソコンなどから料金の確認変更をしたことがある人やWi-Fi環境下でも普通にメールやdTVなどのドコモのサービスが使えている場合です。
dアカウントの登録・確認方法
dアカウントの新規作成と、取得済みのアカウント確認方法は途中まで同じ操作となるので順番に読み進めてください。
dアカウントの登録はmy docomo(お客様サポート)から行うことができます。
dアカウントの取得をする際はWi-FiをOFFにしてから取得してください。
操作手順
まずdメニューのアプリをタップしdメニューを開きます。
消していなければホーム画面のどこかにdメニューという赤いdのアイコンがあります。
そちらから、「my docomo(お客様サポート)」へアクセスしてください
※iPhoneの方はSafariのブックマーク内にもあります。
my docomoには様々なメニューがあり、料金の確認やポイントの確認、ドコモ製アプリのインストールなどもできますが、今回は「サービス・メールなどの設定」という項目内の「dアカウントニュー」へ進みます。
dアカウントメニューを開くとdアカウントの新規取得が可能です。
通常こちらからdアカウントを新規作成できますが、既にdアカウントを取得時済みのSIMカードで通信している場合は画面上部にIDと携帯電話番号の一部が表示されます。
この場合は取得済みとなっているので、「ID/パスワードの確認・ロック解除」というメニューを選択し、「ネットワーク暗証番号」入力することにより自分のID/PWを確認することができます。
dアカウントを本体に認証させる(Android)
Androidをお使いの場合、「dアカウントを認証してくだい」や「dアカウントの認証エラー」などが、ステータスバーに表示されることがあります。
この場合は、dアカウントを本体に認証させることによって通知やエラーを消すことができます。
手順は以下の通りです。
手順1
するとdアカウントを認証させるページが開きますので、お使いのネットワーク暗証番号を入力することにより認証完了となります。
ネットワーク暗証番号がわからない場合、基本的にはドコモショップへ行くしかありません。この時、筆者のように本人確認書類の持参を忘れてしまうと、手続きができないそうなのでかならず免許証や保険証なりの本人確認書類をもっていきましょう。
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