スマホのキャシュを消すという言葉は意外と当たり前のように使われていますが、中には「そもそもキャッシュって何?」という疑問をお持ちの方もたくさんいらっしゃるかと思います。
そんな方々のために今回はキャッシュとは何なのかということをご紹介します。
キャッシュってなに?
まず、キャッシュというと消すものだという認識がある方も多くあたかも悪者のような扱いをうけていますが、キャッシュというのは悪いものではありません。
キャッシュというのは、一度訪れたページや一度立ち上げたアプリなどの情報を、一時的に保存する機能のことを指します。そして保存した情報をもとに二度目以降の動作を効率よく行うことができるので、いちから動作をするよりもページの表示やアプリの起動が早くなるということです。
例えば、インターネットをしている時に初めて訪れるサイトで画像が表示されるまで時間がかかることがあると思います。しかしそのサイトへ2度目に訪れた場合はどうでしょう?
大半の場合2度目に訪れた時の方が一度目よりも、読み込みが早く終わるようになっています。こういった現象がキャッシュによるものだということですね。
以上がキャッシュの正体ですが、ここで新たな疑問が浮かんでくるかと思います。
それは「それならなぜ消さないといけないのか」という疑問です。
これに関しては次の項目で説明しましょう。
キャッシュを削除する理由
前項の話から想像できるとおり、むやみやたらにキャッシュを削除してしまうと逆に動きが遅くなることもあります。
「じゃぁ消さない方がいいのか」と思った方もいらっしゃるとは思いますがそれも少し違います。
コンピューターというのはあまり融通が効きません。本来、動作を早くする為にキャッシュするのですがそれが溜まりすぎて、逆に動作が遅くなってしまったり間違ったプロセスをそのままキャッシュしてしまうということが度々起こってしまうのです。
正直こればっかりはスマホ自身ではどうにもなりません。溜まりすぎた分に関してはユーザーが「もう必要ないから消してもいいんだよ」と教えてあげる必要があるのです。
これがつまりキャッシュを削除するということに繋がり、キャッシュを削除しなくてはいけない理由となります。
ちなみに、キャッシュ削除のペースは利用している人やスマホによって異なりますがあまり神経質になる必要はありません。通常の一時保存データであれば電源を切るだけで削除されますので、定期的に電源を切るようにしておき、アプリのキャッシュに関しては何かトラブルが起きた時にでも消してあげれば十分だといえます。
キャッシュの削除方法
キャッシュの削除方法がわからないという方もいらっしゃると思うので、最後にキャッシュの削除方法をまとめた記事を紹介しておきます。
必要な方は参考にしてください。