携帯電話からスマホに変えた時に戸惑う人が多いのがギャラリーというアプリ。
データボックスのようなアプリだということは理解できるけど、なんとなくいままでと使い方が違いますよね?
今日はこのギャラリーアプリとはなんなのかを掘り下げていきたいとおもいます。
ギャラリーってそもそもなに?
携帯電話(ガラケー)の場合は撮った写真やダウンロードしたメディアファイルというのはすべてデータボックスで保管されフォルダわけをしたりSDカードへコピーしたりデータボックス一つで管理することができました。
当時はそのことをとくに便利とも思わず当然の機能だと思っていたので、はじめてスマホを手にしてギャラリーを見たとき「なんだこれ使いにくい」と感じた方も多いのではないでしょうか?
それもそのはずで、そもそもスマホはほとんどパソコンのようなものなのでデータの管理、編集に関してもパソコンに近いものになります。
そのことにすぐに気付いた人は自分でなんとかすることもできたでしょうが大半の人がギャラリーの使い方がよくわからないままなんとなく過ごしてきたのではないでしょうか?
今となってはすっかり慣れてしまったという人もいるかもしれませんが、ここではギャラリーアプリの基本についてご紹介していきましょう。
ギャラリーアプリは”見る”アプリ
スマートフォンにおいてギャラリーとは言葉の通り“画像を見る”アプリです。これは基本的にアルバム等他のギャラリー系アプリでも同じようなことが言えます。
“見る”アプリというのどういうことかというと、写真の保存先はギャラリーではないということです。ギャラリーはあくまで“見る”ためのアプリなのでそもそも画像を保存しておく場所ではないのです。
スマホのカメラで撮影した写真やダウンロードしたメディアファイルというのはまず決められたフォルダに保存されます。撮った写真が決められたフォルダに格納された後それを直接見ようと思えばファイルマネージャーなどのアプリでデータ自体を確認することはできますが、それだけで再生することはできません。
こうした写真データの再生や、ファイルを探しの部分を簡単に行ってくれるのがギャラリーというアプリなのです。
ギャラリーは本体内の写真を勝手に探し出して写真が入っているフォルダごとに見やすく表示してくれるので、ユーザーが超初心者だったとしても問題なく写真を見ることができる意外と優れたアプリなのだと言えます。
ギャラリーの誤解と罠
私はたまに「ギャラリーに保存してあるデータが消えた」という人を見かけます。
揚げ足をとるようなつもりはありませんが、上記の説明からもわかる通りギャラリーの中にデータは保存されていません。
正しくいうなら「ギャラリーで写真が表示できなくなった」です。
つまりこの時ギャラリーに写真がなにも表示されていなくても、それはもしかしたらギャラリーで表示出来ていないだけでデータ自体は消えていないということもあり得るのです。
たしかにスマホの場合自分は何もしていなくても勝手に写真が消えるということが起こりえます。
消えてしまったものはしかたないとあきらめられるのであれば問題ないですが、このギャラリーの仕組みを理解していれば中には自分で対処できることもあるのでぜひこのことは覚えておいて下さいね。
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ギャラリーも日々進化している
誤解の無いように念のため補足しておくと、最新機種に搭載されているギャラリーアプリはかなり改善されていて、フォルダ(アルバム)の新規作成やデータの移行/コピーが比較的簡単に出来るようになっています。
もし、最近新しい機種に変えた人は是非確認してみて下さい。初期のころよりもずいぶん使いやすくなっているはずですよ。