Android(galaxy S8)と 買ったばかりのスマートフォン。キズひとつないそのディスプレイを見ると、「ずっとこのままを維持したい」と願わずにはいられません。
その瞬間、想いを見透かしたかのように、ショップの店員さんから「よろしければ保護フィルムも一緒にご購入されますか?」などど聞かれると、つい二つ返事で「Yes! Yes!」と答えてしまいます。
高価なガラスフィルムを購入して、思わぬ出費に…。なんて人、結構多いのではないでしょうか?
スマコ
保護フィルムというのは、存外に値が張ります。それがガラスフィルムともなれば尚更です。
スマオ
という訳で今回は、「本当はいらないんじゃ…」と考えながらも、しぶしぶ保護フィルムを購入し続けてきた皆さんに、保護フィルムなしで約2年間使用した筆者のスマホをお見せしたいと思います。
目次
iPhone8とgalaxyS8(アンドロイド)を保護フィルムなしで2年間使ってみた
筆者は仕事柄、いつも複数のスマホを利用しています。
昔はもっと色々用途を分けて使っていましたが、最近のスマホは性能もバッテリー持ちもかなり良いため、今ではAndroid1台とiPhone1台、iPadmini1台の計3台体制です。
ではこれらの画面は今どうなっているのか、早速お見せしましょう。
- ポケットに入れて持ち運ぶが、他のものと一緒には入れない
- あまり画面を下向きに置かない
- 落としたのは1度くらいあるかどうかという程度
iPhone8を保護フィルムなしで2年間使った結果
iPhone8にはカメラに映るような傷は付いておらず、肉眼でよーくみると、薄っすらとひっかき傷のようなものが少し付いています。画面が点灯している状態では全く見えないので、実使用に影響はありません。
iPhone8はカッターでも傷が付かないなどと言われているらしいので、かなり強度の高いディスプレイを採用しているようです。
一応背面も撮影しましたが、こちらもカメラに映るような傷はありませんでした。ただ、細かい傷はディスプレイ側よりも多い印象です。
galaxyS8を保護フィルムなしで2年間使った結果
こちらはAndroid(アンドロイド)のgalaxyS8です。拡大しなくてもわかるくらい傷がついています。しかも一番目立っている右上の傷は購入日に着きました…。
iPhone8と一緒にポケットに入れていたのですが、何故かgalaxy S8だけ傷が着きました。それからは別々のポケットに入れるように気を付けています。それ以来傷があまり増えていないことを考えると、丁寧に扱えば問題ないとも言えます。
拡大すると、こんな感じです。
うーん…。残念としか言いようがありませんね。
しかし、背面の方は、意外と傷が少なく綺麗な状態を保っています。使用環境に左右されるのかもしれませんが、筆者のスマホではディスプレイ側の傷が目立ちました。
番外編 保護フィルムなしでPUBGmobileをやり込んだiPad mini3
PUBGmobileというのは、スマホで遊べるFPSゲームなのですが、FPS系のゲームというのは、ずっと画面に指をおき、ひたすらにグリグリグリグリしています。
その結果、画面の保護コーティングが剥がれ、以下の写真のようになっています。
画像では、解りやすいように、画面に水滴を付けています。画面の左下部分の少し変色して見える箇所が、保護コーティングが剥がれたところです。
保護フィルムなしで長時間画面を擦り続けると、おそらく多くの機種でこのような状態になると思います。
スマホの保護フィルムはやっぱり必要?
今のスマホは中身だけでなく、外側の素材も技術も良くなっているので、丁寧に扱えばそこまで多く傷がつくことはありません。とは言ってもガラスなので、長期間保護フィルムなしで使っていると、多少の傷は避けられないのでしょう。
細かい傷もつけたくないという人には、まだまだ保護フィルムは必須アイテムです。
これらの行動に要注意!
筆者のスマホにあまり傷がついていないのは、単純に丁寧に扱うようにしているという理由もあります。
「多少の傷しか付かないなら、次から保護フィルムなしで使おう!」と考えている人は、以下の点に気を付けると、画面の傷をあまり付けないようにできます。
画面を下向きに置かない
画面を下向きに置くと、どうしても画面に細かい傷が着きます。通知などを人に見られたくない、アウトカメラのレンズに傷をつけたくないなどの理由があって、画面を下向きにしている人も多いと思いますが、筆者はあまりおすすめしません。
画面を下向きに置くなら、安いものでもいいので保護フィルムは貼っておいた方が無難です。
スマオ
鍵や小銭と一緒にポケットに入れない
男性は鞄を持たず、ポケットにスマホを入れている人が多いのではないでしょうか?
その場合、同じポケットに小銭や鍵を一緒に入れると、あっという間にスマホの画面は傷だらけになってしまいます。もしポケットに入れるなら他のものと一緒に入れないように気を付けましょう。
スマミ
鞄の中へ無造作に放り込まない
女性ならば、鞄にスマホを入れている人も多いのではないでしょうか?
こちらの場合もポケット同様、他の物と接触すると傷がつきやすくなります。小物を入れるポケットなどに隔離し、鞄をソファに投げ出したりしないようにしていれば、スマホの画面を綺麗に保つことができます。
まとめ
- 丁寧に扱えば目立つ傷はあまり付かない
- 細かい傷は避けられないので、過信しすぎてはいけない
- 気になる人にはまだまだ保護フィルムは必須
保護フィルムには、画面の傷を防ぐものだけでなく、画面の手触りをサラサラにしたり、指紋を防いだり、衝撃を吸収したりなど、色々な役目と種類があります。
画面に傷がついてしまってからでは遅いので、保護フィルムなしで使い始める前によく考えて、やっぱり必要だと感じたら素直に購入しておく方が無難かもしれません。
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