iPhoneを利用しているとしばしば起こるのが、空き容量の低下です。
16GBモデルなどの小容量な機種を使っているとどうしても起こりがちになってしまいます。
原因を調べてみると写真のデータが本体容量を圧迫しているということも多いですが、iPhoneの写真データというのはただ削除しただけでは、容量が減ってくれません。
今回はこの謎現象を解決する方法をご紹介しましょう。
iPhoneには「ゴミ箱」がある
いきなり結論からいくと、iPhoneの写真アプリには「ゴミ箱機能」があり、削除した写真はすべてゴミ箱に一時保存されてしまうので、すぐに容量を減らすことができません。
しばらくすると、時間が経過したものから勝手に消えていってくれますが、すぐに削除したいという場合は手動でゴミ箱の中を空にする必要があります。
パソコンやスマホ、メールソフトなどで使われる「削除したデータを一時的に退避させるフォルダ」のことです。
これにより、誤ってデータ削除した場合でも簡単に復元することができます。
削除した写真はどこにある?
iPhoneで削除した写真はアルバム内にある「最近削除した項目」というフォルダの中に入っています。
このフォルダの中に保存されている期間は30日間となっており、手動で削除しない限りは30日間データが残存してしまうということになります。
「最近削除した項目」のフォルダ内にある写真やムービーなどのデータを手動で削除することによって完全な削除となり、これを行った時点で本体容量に空きが生まれるという仕組みです。
もし、逆に復元したいという場合は、該当の写真をタップし、画面下部に表示されている「復元」をタップすれば簡単に復元できますので、必要なものだけ残しておき他の不要なデータは完全に削除してしまいましょう。
ちなみにこれでも空き容量が空かないとなると他のデータが原因となっている可能性もあります。
その場合は一度ストレージ内でどのデータが多くの容量を占有しているのか確認し、該当のデータを削除したり、移行することによって対処する必要があります。
空き容量の確認方法は「空き容量を確認する方法」をご覧いただくと簡単にできますので、わからない方は参考にしてみてください。