イースターエッグとは、スマホ本来の機能や目的とは関係のないお遊び的要素です。コードネームにちなんだ「ドロイド君」が見れたり、隠しゲームをプレイすることができます。
特定の操作をしないと表示することができないため、普通にスマホを利用しているだけでは、その存在に気付くことはできません。
それゆえに、長くAndroid(アンドロイド)スマホを利用している人でもその存在を知らない人がほとんどなのです。
コアなファンのちょっとした楽しみとされてきたイースターエッグ。どんなものなのか、実際に見ていきましょう。
目次
イースターエッグを表示する方法
イースターエッグを表示する方法は基本的に全バージョンで統一されています。
本体設定からソフトウェア情報を開き、“Android(アンドロイド)バージョン”が表示されている箇所を連続タップすることで、イースターエッグを表示させることが可能です。
図解!イースターエッグ(隠しゲーム)を表示する方法
Android(アンドロイド)OS8.0~8.1 Oreo(オレオ)搭載のAndroid(アンドロイド)スマートフォンを使って、手順の紹介をします。
最新OS Android(アンドロイド)OS9.0(Pie)ではどんなものが表示されるの?
最新OS Android(アンドロイド)OS9.0(Pie)では同様の操作で、お絵かきアプリのようなものが起動します。画面上に自由に絵を描くことができるシンプルな仕様です。
ちなみにいままでのイースターエッグにはこういった便利機能のようなものはありませんでした。
ある意味珍しいこの機能、Android(アンドロイド)OS9.0(Pie)のAndroidスマートフォンをお持ちの方は是非試してみてくださいね。
Android歴代シリーズのイースターエッグ
比較的新しいOSの場合は、隠しゲームが楽しめるものもありますが、イースターエッグの中にはそうでないものもたくさんあります。
古いOSだと、コードネームにちなんだ”ドロイド君”が表示されたりします。
ここでは、歴代Android(アンドロイド)OSとコードネームのおさらいと、いくつかのバージョンで実際に表示されるイースターエッグを確認してみましょう。
歴代AndroidOSとコードネーム
Android(アンドロイド)OSにはいくつかのバージョンがあり、ほぼ1年に1回は新しいOSがリリースされています。「1.0」から始まったAndroid(アンドロイド)OSも今では「9.0」となっており、それぞれに異なるコードネームが存在します。
- 1.0 Android (Base)
- 1.5 Cupcake (カップケーキ)
- 1.6 Donut (ドーナッツ)
- 2.0 Eclair (エクレア)
- 2.2 Froyo (フローズンヨーグルト)
- 2.3 Gingerbread (ジンジャーブレッド)
- 3.0 Honeycomb (ハニカム)
- 4.0 Ice Cream Sandwich (アイスクリームサンドウィッチ)
- 4.1~4.3 Jelly Bean (ジェリービーン)
- 4.4 KitKat (キットカット)
- 5.0~5.1 Lollipop (ロリポップ)
- 6.0~6.0.1 Marshmallow (マシュマロ)
- 7.0~7.1.1 Nougat (ヌガー)
- 8.0~8.1 Oreo(オレオ)
- 9.0 Pie(パイ)
AndroidOSのコードネームは、甘いお菓子の名前が採用されているようです。
さらによく見てみると、Androidの「A」から始まり、Baseの「B」、 Cupcakeの「C」とアルファベット順になっています。
面白いというか、Googleらしい発想ですね。
Android7.0(Nougat )に隠された「猫あつめゲーム」
Android(アンドロイド)7.0(Nougat )で遊べるのは「Android Neko」と呼ばれる猫を集めるゲームです。
このゲームは通知バーにある”空のお皿”に餌をしかけ、それにつられてやってきたネコを捕獲する放置系のゲームです。
ただ、通常の状態では通知バーに”空のお皿”が表示されていないので、いくつかの操作をして、”空のお皿”を表示させなくてはいけません。
手順は、以下の通りです。
画像のようにネコのアイコンが小さく表示されれば成功です。
その後、右上にある「^」をタップし、ペンのマークをタップすると、下に小さく「????」と書かれた猫のアイコンが表示されていますので、これを長押した状態で上の常駐エリアまで連れていきましょう。
あとはしばらく待っていると、餌につられたネコが通知となって表示されます。
ネコにはたくさんの種類がありますので、Android(アンドロイド)7.0(Nougat )搭載のスマホをお持ちの方はコンプリートを目指してぜひ、遊んでみてください。
AndroidOS5.0~5.1 Lollipopのイースターエッグ
他のバージョンと同じように、「設定」から「Androidバージョン」を連続タップすると、以下のように真ん中に小さく「lollipop 」が表示されます。(背景は待ち受け画像です。)
これを何度かタップすると、以下のように大きくなり、色が変わります。
何度か色が変わったあと、最終的には、「糸通し」のようなゲームが始まります。
このゲームかなりの鬼畜難易度です。しばらくやりましたが、1回もできませんでした。
ちなみに、Android(アンドロイド)OS6.0~6.0.1(Marshmallow)でも同じようなゲームが遊べます。
AndroidOS4.1~4.3 Jelly Beenのイースターエッグ
こちらも他のバージョンと同じように、「設定」から「Androidバージョン」を連続タップすると、以下のように真ん中にジェリービーンドロイド君が表示されます。
これを長押しすると….
ジェリービーンズが増殖!指で弾き飛ばすことが可能です。
AndroidOS4.4 KitKatのイースターエッグ
最後にAndroid(アンドロイド)OS4.4 KitKatバージョンも見てみましょう。同じAndroid(アンドロイド)OS4.XでもJelly Beenとは違うものが表示されます。
「Androidバージョン」を連続タップすると、以下のようにシンプルな「V」が表示されます。
タップすると、 KitKatっぽいデザインに。
さらにタップし続けると最終的にはこんなオシャレなデザインになります。
タップするとタイルが入れ替わったりして、面白いです。
まとめ
- イースターエッグとは本来の機能や目的とは関係ないお遊び的要素である
- 通常の利用では見ることができない隠し要素である
- “Androidバージョン”を連続タップすることで表示できる
- バージョンごとに内容が異なる
当ページで紹介したもの以外にも、色々なバージョンのイースターエッグがあります。
皆さんもぜひ、お手元のAndroid(アンドロイド)スマートフォンで試してみてくださいね。